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良い化粧品がありすぎて迷っちゃう時代、何か一つ買うなら何を買う?40代、50代のための今月の一択を提案。今月のおすすめは、幹細胞に着目したシワ対策ができるディオールの美容液です。
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今やシワは化粧品で対応可能な時代です。レチノールやナイアシンアミドなどの成分が効果を競うなか、シワに対し馴染みの深い成分、ヒアルロン酸を打ち出した美容液が登場しました。それが「カプチュール トータル ヒアルショット」。例えば目元に使えば、軽いつけ心地ながら瞬時に潤いとハリで肌がピンとする、しかも1日中アイケアが可能。
ヒアルロン酸の分子は自らの重さの1,000倍もの水分を保持でき、化粧品においては保湿の要、美容医療でもヒアルロン酸注入は人気の高い施術です。しかしヒアルロン酸は肌の中で合成と分解を盛んに繰り返し、寿命が非常に短い成分。加齢によってこのバランスは急速に衰え、バスタブの水が溜まる前に水が抜けていくような状態になり、シワをはじめエイジングサインの大きな原因に。
興味深いのは、問題を解決するのがカプチュール トータルにおける研究の積み重ねから進化したものだ、ということ。まずディオールが20年以上研究してきた幹細胞の知見。加齢によって幹細胞と基底膜を接着させる働きをするタンパク質であるインテグリンが減少し、密着力が低下。その結果、基底膜に穴が開き、そこから表皮のヒアルロン酸が流出してしまうことで、エイジングサインが肌に加速度的に表われると新たに提言。そして、この恐ろしい事態を防ぐのは、カプチュールトータルのキー成分の発酵ロンゴザ エキスでした。幹細胞と基底膜の接着力を高め、流失を食い止める働きをもたらします。
さらに配合されたヒアルロン酸は、ディオールが特許を取得した架橋形状の高分子ヒアルロン酸と中分子ヒアルロン酸の複合体です。前者は通常のヒアルロン酸に比べて劣化しにくく、寿命が3倍に。後者はより深くまで浸透し表皮のヒアルロン酸の再生を促進します。
ディオールによると日本女性の7割は実年齢より若いマインドで過ごしているそう。しかし実年齢を物語る肌はマインドと釣り合っている?そのギャップを埋め自信を与えてきたカプチュールトータルの歴史に、また一つ欠かせない製品が加わりました。
幹細胞研究の新知見からたどり着いた、自由自在にヒアルロン酸を補充できる部分用美容液。最新のヒアルロン酸複合体を組み合わせ、ダウンタイムも痛みもないヒアルロン酸ショットがセルフで叶います。手応えを瞬時に感じさせる植物ポリマーの複合体を配合し、表情に柔軟に寄り添って密着。指よりも精度の高い極細の先端でショットしやすく、メイクの上からもOK、いつでも潤いとハリ感が補充可能です。ポーチに入れておき、こまめに薄くつけるのをお勧め。カプチュール トータル ヒアルショット 15ml ¥12,980(パルファン・クリスチャン・ディオール)
「トータル」な美容効果をもたらす全顔用美容液。化粧水の後、カプチュール トータル ヒアルショットの前に使用。配合されているヒアルロン酸は、高分子ヒアルロン酸と低分子アセチル化ヒアルロン酸の複合体。瞬時にそして、長時間肌をふっくらさせる。カプチュール トータル ル セラム 30ml ¥15,950(パルファン・クリスチャン・ディオール)
2024年『美ST』3月号掲載
撮影/藤本憲一郎(A.K.A.) 編集・文/石原晶子
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