【石原さとみさん・37歳】の家庭と仕事の両立法とは？「子ども一緒に寝落ちしちゃう時も」

幅広い世代から美と生き方のお手本として、熱烈に支持されている女優・石原さとみさんが、美STに初登場！その魅力はビジュアルだけではなく、内面からにじみ出る人間性も含めてのもの。家族が増えたことで、ますますチャーミングさを増した彼女が語る“未完成のままでいい”の先に見えたものとは？現在、そして未来の自分像について語っていただきました。

お話を伺ったのは…石原さとみさん（37歳）

仕事もプライベートももがき続けた20代を経て、30代は結婚、出産と人生の大きな変化がありました。出産後、ここ2年くらい、美容のことは完全にスルーして放置状態（笑）。自分に手をかけよう、と美容のスイッチが改めて入ったのは実はごく最近、今年1月にあった雑誌の撮影がきっかけ。

久しぶりに美のカリスマが集結して「石原さとみ」を取り戻してくれました。「新人みたいにアワアワしてるけど大丈夫？」「これをやらないと危ないかも」と注意喚起されて（笑）、その撮影終わりで紹介してもらったピラティスに行くことを決め、鍼の予約もし、シートパックやムース状のパックも始めて、今は美容スキルのリハビリ中（笑）。

うちは基本、お風呂が17時か19時。花粉を家に持ち込まないため、帰宅後すぐにお風呂に入っちゃうこともあって、その時にパックをしています。そのほかでスキンケアに関して意識しているのは洗顔。肌は6時間ごとに酸化するので、肌荒れしたと感じたらすぐに泡洗顔がマイルール。

ボディについては出産前の頃と違って、ルーティンのストレッチや筋トレはしていません。というのも、毎日子どものケア含めて目一杯遊ぶことに全力を費やしているので、そこで体力を使っているから（笑）。

体力がないと追いつけないので、私も底力がついてきたような気がします。例えば、トランポリン。延々と一緒に跳んでいますが、早く子どもが体力を消耗してくれるので大助かりですね（笑）。

夜は、大体20時に子どもを寝かしつけ、一緒に寝落ちしちゃう時もあります。朝は和食の時もあれば、コーンフレークの時もあるし、気分や状況によって様々。コーンフレークやグラノーラはたくさん種類を揃えていて、豆乳、オーツミルク、アーモンドミルク、いろんな組合わせで楽しんでいます。子どもと一緒に、混ぜご飯やパンケーキを作ることもあります。

子どもがようやく少し成長して、私自身のこともまたちょっとだけですが、考えられるようになりました。その時に大切だなと思うのは昔も今も自問自答をするということ。自分が好きなものは何か？何が欲しいのか？を紙に書いて可視化するのが私にとってすごく大事。その際、恥ずかしがらずに細かく具体的な言葉に落とし込むこと。その習慣を続けた時間が、結局今の私を支えてくれている気がします。

2024年『美ST』7月号掲載
撮影／生田昌士（hannah management）　ヘア・メーク／paku☆chan　スタイリスト／宮澤敬子（WHITNEY）　取材／柏崎恵理　再構成／Bravoworks,Inc.