HEALTH
40代後半になり何となく不調が続いている…という人は、更年期症状が出始めているのかも。我慢で乗り切るのではなく、クリニックでドクターに相談したり、漢方やサプリメントの力を借りることも検討して。症状別におすすめの漢方と、漢方で症状が改善した!という読者の更年期体験談をご紹介します。
【加味逍遙散(カミショウヨウサン)】
やや虚弱体質で、肩こりやめまい・頭痛のほかに、のぼせや発汗などのホットフラッシュもあって、不眠、イライラや鬱など精神症状が強い人に効果があります。
【桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)】
体力はあるけれどのぼせるという人の「血」の巡りを整えます。「ホットフラッシュがひどいけれどHRTが使えない」という場合に最適。月経異常や頭痛・肩こり・めまいにも。
【当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)】
特に「血」と「水」の異常をカバー。女性の聖薬と呼ばれ、冷え性や貧血をともなう婦人科系の諸症状に効果的。痩せていて体力がなく、頭痛などで元気がない人に向いています。
\ ドラッグストアで購入可能な女性保健薬・漢方薬/
更年期症状が気になり出した人が、その症状に合わせて選べる命の母シリーズ。左:更年期の不調に加え血流の悪化による肌不調に。血流に効く漢方を配合。命の母 メグリビa 168錠(14日分)¥3,850、右:更年期に差し掛かり、生理周期に関係なく日常的にホルモンバランスや自律神経の不調を感じる人に。13種類の生薬とビタミン類、カルシウムなどを配合。女性保健薬 命の母A 420錠(35日分)¥2,860(ともに第2類医薬品・小林製薬)
昔から更年期症状の治療に使われてきた漢方などの生薬は、生命活動のエネルギー・血液の循環・水分代謝のバランスを整えるので、肌ツヤやハリUPにも。
46歳の頃、乳がん手術後の抗エストロゲン剤の服用でホットフラッシュや不安感がひどくなりました。加味逍遙散を処方してもらって1カ月を過ぎた頃には昼間のホットフラッシュは治まり、約5年間飲んでいます。
30代の頃から生理前の不眠に悩み、40代後半に入ると寝つきの悪さや途中覚醒が酷くなり、慢性的な睡眠不足とイライラで婦人科を受診。ツムラ加味逍遙散の服用後1カ月位で朝まで寝られる日が多くなりました。
頭痛や急激な体重増加、抑鬱感、焦燥感、イライラなどに悩まされ始めた45歳の頃。命の母Aを毎日飲むようになってから頭痛とイライラは消えました。飲み忘れると、体が重いし気持ちもどんよりしてしまいます。
ストレスから心身の調子を崩し、なかなか改善しないので更年期障害も疑うように。命の母メグリビaを飲み始めてから眠りが深く、血流が良くなったことを実感し、穏やかに過ごせる日が増えました。
更年期は閉経を挟んだ前後の5年間を指す名称なので、女性なら誰にでも訪れます。更年期症状がある人は約6割、残りの約4割の人にはあまり症状が出ません。症状がある人の中でも治療をしないと日常の生活に支障をきたすような人は全体の2割ほど。更年期だからといって、みんな治療が必要なほどになるわけではなく、生理が不規則になって終わったという人もたくさんいるので、怖がることはありません。症状としては、ほてり・発汗などのホットフラッシュが一番多いですが、もともと冷え性だと暖かくなって良かったという人もいます。次に多いのは精神的なイライラやうつうつ。症状が続いて一人で抱え込むと不安になるので、クリニックに来て相談を。自分だけではなかったんだと安心できることもありますし、対応策もたくさんありますよ。
病的な症状のみにフォーカスするのではなく、その人にとってのよりよい健康を実現するために丁寧なカウンセリングで心と体のメンテナンスを手助けしてくれるクリニック。対馬ルリ子 女性ライフクリニック 銀座 東京都中央区銀座2-6-5銀座トレシャス7F ☎03-3538-0270
2022年『美ST』4月号掲載
撮影/中林 香、楠 聖子<人物>、河野 望<静物> モデル/岡部ゆみこ、駒田奈美(ともにTEAM美魔女) ヘア・メーク/神谷真帆、庄司愛理(六本木美容室) 取材/菊池真理子 編集/小澤博子
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2025年11月16日(日)23:59まで
2025年11月7日(金)23:59
2025年10月16日(木)23:59まで