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婚活サバイバル番組「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1〈Amazon Prime Video〉(以下、「バチェロレッテ1」)参加でその魅力が話題となり世間を騒がせた黄皓さん。その後配信された「バチェラー・ジャパン」シーズン4〈Amazon Prime Video〉(以下、「バチェラー4」)では、4代目バチェラーとしてさらに磨きかかった彼の魅力にハマった私達。バチェラーとしてキラキラな容姿はもちろんですが、実業家としてさらに人間性もかっこいいと今や美ST世代のみならず幅広い世代から注目を集める時の人。気になる全てをお聞きしました!
10代で来日し、早稲田大学卒業後、大手商社に入社し貿易事業を担う。その後独立し、上海の貿易物流会社の代表取締役、サブスクリプション型パーソナルジム・エステ「BESTA」のサロン経営者を経て、2020年7月にミラーフィット株式会社を創業。昨年出演した婚活サバイバル番組「バチェラー・ジャパン」 シーズン4(Amazon Prime Video)で4代目バチェラーとして注目され大人気に。
実業家としての今の自分があるのは、いろいろなコンプレックスを自ら乗り越えてきたおかげでもあると思います。今までの人生で挫折というか…自分のダメなところに気づかされた経験が何度かありました。
初めての挫折は、大学を卒業し某商社に入社して2、3年目の頃。もともとコミュニケーション能力は高いほうだったので、わりと器用に何でもうまく立ち回れて、それで何とかなってきたんですよ。でも、そんな付け焼き刃な身のこなしでは通用しないことが社会人になってからは結構あって「これではダメだ…」と痛感させられました。自分の会社を立ち上げてからも何度かそういった経験が…。上辺だけかっこつけても意味がなくて、結局巡り巡って自分に返ってきちゃうんですよね。
コンプレックスを乗り越えられたのは自分を客観視できるようになったことが大きいと思います。そうできるようになったのも、やっぱり「バチェロレッテ1」や「バチェラー4」のおかげ。参加していた時、ネットやSNSで自分が発信したことが自分の思いとは違うように受け取られることも多々あり…自分の思惑と反響にズレが生じるんだな、と身に染みて感じました。その気づきを得てからは、良いことも悪いことも俯瞰して自分を見られるようになったと思います。
客観視できるようになって、改めて自己認識というか「自分がどういう人間なのか」が前よりもハッキリとわかるようになりました。それが今の自信にも繋がっていると思います。「バチェラー4」の中でも自信満々に見えたかもしれないですが(笑)、その時よりもさらに芯を通して自分の信念を貫くようになったかな。たとえ自分の意見が人に受け入れられなかったとしても…。かっこつけるのもやめました。
ここに至るまでは臆病になっていた時期もありましたが、今は等身大の自分を発信することが怖くなくなりました。こんな僕を見て「それなら自分もできそう!」と、いろんな人を勇気づけられたらいいな~と思っています!
サブスクリプション型パーソナルジム・エステ「BESTA」のサロンを立ち上げたあと、2020年7月にミラーフィット株式会社を設立しました。「BESTA」を経営する中で、通う時間や準備にかかる時間などジム通いのハードルが高いと感じている方が思いのほか多いことに気づき、もっとサービスと利用者の距離を近づけられたらと思ったのがきっかけです。
ミラーフィットは300種類以上のトレーニングプログラムがデバイスである鏡に映し出され、自宅で手軽にフィットネスができるのが特徴。なぜ鏡なのか?どんな人の家にもあって身近なものであり「反射する」という機能しかないのに、およそ3,000年前から廃れずに今も使われ続けているんですよ。鏡ってスゴイ!と思って、新しいサービスのデバイスとして採用しました。開発の過程では利便性とスタイリッシュさを兼ね備えた、どこにでもフィットするデザインを重視。「バチェラー4」に参加したことで、おかげさまでミラーフィットの認知度も高まっている気がします。メディアに出るようになったことで、実業家としてやり遂げたいことや伝えたいメッセージをダイレクトに一般の方やクライアントに届けられるようになったのはありがたいですね。
仕事も恋愛もインナーモチベーションが湧いてこないほうなんです。自分のためだけにはあんまり頑張れなくて…。今、仕事を頑張れるのは社員が楽しそうに働いているところを見たり、メンバーが「一緒にこの事業を大きくしたい!」と思ってくれているんだな、と感じるから。そしてサービスを使ってくれている方が、お届けしたときに「これを生んでくれてありがとう」と言ってくれるから。
諒子(「バチェラー4」に登場し、パートナーになった秋倉諒子さん)が「頑張ってるハオハオ(黄皓さんの愛称)素敵だね!」と言ってくれることもそのひとつ。周りの人の存在が、もっともっと頑張ろうと思えるモチベーションなんです。
諒子が僕に与えてくれる大きな原動力は「彼女から見てカッコイイと思える男性や起業家でいたいな」と思わせてくれるところ。もっと仕事を頑張ろうと自然に思わせてくれる諒子の存在は大きいです。
おそらく僕に限らず世の中の多くの男性は、追われるよりも大切に想っている女性に必要とされたい。必要とされると守ってあげたくなるのが男の心理。諒子は、そんな気持ちにさせるのが本当に上手いんですよ!(笑)「ハオハオがいないと私、ダメなんだよ」と、重くならずに示しくれる。そして何かしてほしい時は「~をやってほしい」ではなく、「~をやってくれたらうれしいな」と伝えてくれます。そう柔らかく言われると、自然と「諒子がうれしいと思うことは叶えてあげたい!」という気持ちになってしまいますね。とはいえ彼女としては何ひとつ意図的なところはなく、いたって素なんですけどね(笑)。そんな女性です。
会社をやっていると、当然上手くいかない瞬間もあります。二人でいるときに冗談半分で「今回のこの仕事が失敗したら会社つぶれるかもしれないよ。それでも大丈夫?」と言ったら、「大丈夫、大丈夫!ハオハオなら絶対大丈夫!」と心配する感じも一切なく、プレッシャーをかけてくることもない。信じきってくれているところが心強くて。「じゃ、大丈夫か!」と安心しちゃう。諒子は「バチェラー4」の時もそうだったのですが、完璧に僕のことを信じきってくれているんです。そのおかげで自信を強く持てていますね。男性は女性に期待されると、まだ実力が伴っていなかったとしてもそれに見合う努力をするし、いい意味で勘違いして頑張るもの。自信をつけさせてくれるパートナーに出会えると力を発揮できると思います。
(結婚の時期を訪ねると)時期ですか⁉(笑)時期についての決め事はまだしていませんが、お互いの目線はズレていないので、前向きに関係は進んでいます。
年齢を意識していない女性って魅力的ですよね。世間では「いい年して…」と批判する人もいますが、視野が狭い考え方だなと思います。年齢は感じさせないことができると思うし、40歳でも50歳でも今日が一番若い日なんだから。
僕がそう考えるのは、やっぱり母親の影響がありますね。母が30代、40代の頃は見た目も心も本当に若く、生き生きしていてキレイでした。「俺のかーちゃん、キレイやな~」と、息子としてとても誇りでした。自分のためにも子供のためにも堂々としているお母さんは自慢の存在だし、子供にとっても幸せ。子供のために我慢するのではなく、いろんなことにチャレンジして若々しく、楽しそうな姿を見せるほうがいい教育だと僕は思います。
世界ではあまり良くないことが続いていますし、外に出る機会が減って自分磨きのモチベーションが湧かない方もいると思います。でも自分の機嫌をとれるのは結局自分だけなんですよね。毎日鏡の前に立って、自分の機嫌が良くなるような行動(トレーニングするとか肌のお手入れを頑張るとか)をしてほしい。自分の理想のスタイルに近づいて「私ってキレイだな」とか、「今日の肌キレイ!」と思える時間が少しでも長いと人生が豊かになると思うんです。急には難しいかもしれませんが、日々の積み重ねのなかで少しずつでもいい。自分のことを幸せにできるのは自分自身!僕も頑張りますので、自分のことを好きになる努力を一緒に頑張っていきましょう!
美ST6月号でミラーフィットを取材。撮影で商品をお借りしたいとお願いしたところ、多忙のなか黄皓さん直々にミラーフィットをお持ちくださいました!ならば美ST読者にも人気の黄皓さんに気になるお話を伺いたい!と取材をお願いしてみると、快くOKをいただきました。さすがの懐の深さ!バラを持って美ST読者に動画メッセージもいただけましたが、「プロポーズのセリフもお願いします!」というお願いには「プロポーズの言葉は諒子にとっておきたいので…」とお断り。そんな言葉もまた私達をきゅん♡とさせる黄皓さんでした。
撮影/石田純子 取材/関根実凡 編集/永見 理
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