PEOPLE
いつかは訪れるかもしれない親の介護。実際に介護を経験した家族はどのように接し、どのように乗り越えていったのか、先輩たちのお話を伺いました。今回は施設選びに苦労した方と、自宅ケアを選んだ方の2パターンをご紹介します。
9年前に父が亡くなり、母は独り暮らし。喪失感からお洒落や美容に興味を示さず、気力を失いかけていました。娘(孫)と励ましても効果なし。孤独を訴える母からの電話が鬱陶しくなるほど。
ところが昨年、歯を折るなど事故が続き急遽施設を探し始めました。でも人気施設は即埋まっていき、途方に暮れました。
同居も考え始めたとき、希望していた500人待ちの施設に空きが出て即入居。面会に行くとご飯が美味しい、皆が優しくてありがたいと顔つきも穏やかで肌も艶々。人に見られるせいか指輪や時計もつけて、明るい母に戻りました。とはいえ92歳、週に数回は連絡を取り合うようにしてます。
──A・Nさん(55歳)東京都
義父が病気で入浴を拒むようになって介護保険課に相談。自宅ケアから入院に。一時は、病院の義父と実家にいる義母を両方毎日訪問。そして義母は「施設に入りたくない」と希望、本人の気持ちを尊重して、親族の誰かが毎日訪問することに。
毎日2回のヘルパーさん、週1回の看護師さん、2週間に1回のドクター訪問をお願いしています。さらに週2回のお風呂と毎日お弁当の配達も頼んでいます。夜中は手薄ですが、ケアマネジャーさんからは施設並みのレベルと。義母も心身ともに安定し、様々な方の助けを借りて、介護する私たち家族にも気持ちの余裕ができました。
──H・Mさん(56歳)神奈川県
2022年『美ST』12月号掲載
取材/八尾美奈子 編集/小澤博子
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2025年11月16日(日)23:59まで
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