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山口県の東南部の一市三町(柳井市、平生町、上関町、周防大島町)からなる室津大島地域。柳井市の白壁の街並みに江戸時代の面影が残るなど、観光客も多く訪れるこの地域は年間を通して温暖なため、野菜や果物がよく育ちます。また瀬戸内海で育まれる海産物の豊富さも魅力。数ある特産品から、おすすめの「美味しいお取り寄せ」をご紹介します。
上関近海で獲れた新鮮な魚を贅沢に使った揚げかまぼこ「鳩子てんぷら」は創業100余年・上関水産の看板商品。商品名は、上関町を舞台にしたNHK連続テレビ小説『鳩子の海』にちなんでつけられており、撮影クルーに振る舞った際にはキャストやスタッフから大絶賛されたそう。元祖の味である「ごぼう」、一味唐辛子を加えてスパイシーに仕上げた「ピリ辛」、通常のすり身に鯛とはもを加えた「鯛はも」の3種に加え、ミニサイズやスティック状のてんぷらも人気です。
ハワイ州カウアイ島と姉妹縁組を結び、〝瀬戸内のハワイ〟とも呼ばれる周防大島。人口減少などの課題を抱えるこの地に100年後に残るこの島の名産品を、という想いでうまれたのが瀬戸内ジャムズガーデンの「生レモンチェッロ」です。使うレモンは全て周防大島産。中綿の白い部分はエグみの原因になるため、使用するのは表皮の黄色い部分だけというこだわりで、10kgのレモンからわずか700gしか採れないのだとか。本場のレモンチェッロはアルコール度数が30%程度なのに対し、こちらの度数は日本酒程度。レモンの生果汁をたっぷり使い、日本人にも馴染みやすいお酒に仕上げています。
パリッとした食感と凝縮された旨味が特徴の、カタクチイワシを使った上乾ちりめん。周防大島近海で獲れるカタクチイワシの稚魚を炊き上げ、乾燥させて煮干しにしたものです。美味しさの秘訣は炊き上げの際に海水を使うこと。そうすることで、ほのかに甘みを感じる味わいに仕上がります。このちりめんいりこに味噌を合わせたのが「ちりめん味噌」。地元民には馴染み深い「大島みそ」という麦味噌に調味料やフライドガーリック、ごま油を加えたご飯のお供です。そのままご飯にのせるのはもちろん、野菜スティックのディップソースにするのもおすすめです。
日本全国の半島の食文化を新発見するために誕生した、“半島応援メディア”。新鮮で、美味しくて、おしゃれ…いままで知らなかった半島の食の魅力を、たっぷりお届けします。
編集/山本美波
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
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