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加齢のせいなのか、長引くマスク生活のせいなのか顔のゆがみが気になる方が急増中!マスク下で動かしづらく表情筋が衰えがちな今、お風呂に入っている間でもできる顔筋ほぐしで整えて。
骨のゆがみを自分で整えることは容易ではありませんが、頭蓋骨とあごの骨をつないでいる骨格筋・合間などに存在する表情筋のコリをほぐすことで、筋肉が本来の弾力を取り戻し、伸びた顔の下半分のたるみを、自分である程度コントロールできます。また日々の習慣における積み重ねも大事で、食事では左右バランスよく噛み、無表情になりがちなマスクの下でも表情筋 を動かしましょう!また乾燥などが原因のちりめんジワが深いシワとなりゆがみを強調させるため、保湿をしっかりするように心がけましょう。
口角の横、法令線の延長線上にあるゴリゴリしているところがモダイオラス。ここをマッサージすると顔の下半分の筋肉を効率よくもみほぐせます。左手の親指を右頰の内側に入れ、人差し指でモダイオラスを挟み、30秒程上下に揺らします。反対側も同様に行います。
咬筋とは、上あごと下あごをつないでいるものを噛むときに使う筋肉のこと。親指をそのまま口内上方、頰骨があたるところまでずらし、上下に30秒程揺らします。反対側も同様に。ここをもみほぐすと顔面の老廃物の流れが良くなり、むくみによる左右差を改善できます。
マッサージを1セット行った後は、向かって右側の口角と法令線が上がり、左右差が軽減した印象。左右の頰の厚みが整ってシンメトリーに近づき、血色もよくなっています。
あご関節のズレは先天的なものは除き、歯並び、歯ぎしりやくいしばりなどが原因。さらに経年により接触部分が擦り減り歪みが増します。くいしばりは睡眠中など無意識でしていることが多く、就寝時のマウスピース装着がお勧め。医師の診断の下、型取りし自分に合ったものを装着することが鉄則。保険適用で約3,000円〜で作製できるのだそう。
2021年『美ST』3月号掲載
撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/伊藤佳奈(Bliss) 取材/今福英美 編集/長谷川千尋
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2024年12月16日(月)23:59まで
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