斉藤慶子さん（60歳）【還暦ビキニ】の準備に何してた？

60歳という節目にグラビア撮影に挑戦した斉藤慶子さん。限られた時間で30年前と同じヘルシーなスタイルと肌ツヤを取り戻したプロセスは、私たちが目指すべき「健康痩せ」そのもの。斉藤さんが実践した8つの極意を伺いました。

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グラビア撮影をする日をゴールに設定し、毎朝鏡でお肉のつき方や肌のコンディションなどを念入りにチェック。最後の1週間は見せたい自分をイメージし、体を綺麗に見せるポーズや顔の向きを研究。特別な運動をするより脳で体を作るほうが私にはしっくりきます。

撮影時や気の置けない友人に「可愛い」と言われると美のスイッチが入ります。常にコンパクトを持ち歩き、鏡に映った自分に「うん、可愛い」と声に出すようにしています（笑）。特にレストランは照明や白いクロスが自分を引き立ててくれるからテンションが上がります。

サプリは常時服用せず、撮影など大事なことがあるときの、スペシャルケアとして取り入れます。全身美容サプリ、アルマードのTO-Ⅱ Science Crystalは、コラーゲンやアミノ酸、ヒアルロン酸などが含まれる卵殻膜が主体となっているので、10日くらいすると、肌のキメが整ってしっとりツヤがでる感じがします。

行きつけのレストランにキャベツを丸ごと持ち込んで、千切りにしてもらうこともあるほどキャベツが大好き（笑）。生で食べると咀嚼をする回数が増え満腹感もあるし、お通じもよくなるからダイエットにおすすめです！

ダイエット中でも夕飯に大好きな外食＆お酒を普段通り楽しみたいので、撮影2週間前から、朝食を遅くし、昼食を抜いて1日2食に。お腹が空いてしまったら、歯磨きをして食欲をリセット。間食を防ぐことができました。

痩せても顔がふっくら見えるようにクレ・ド・ポー ボーテをライン使い。気が付いたときにつけられるように、家のあちこちに置いています。特に気になるフェイスラインの乾燥とシワ対策にはル・セラムとラ・クレームが大活躍。

出かけるときは目から下を夜用乳液でオフしてメークを直し、フレッシュに。肌に元気がないときは、『美ST』の撮影で教えてもらったシナクティフのスペシャルケアで活を。

海外で活躍するメークさんに勧められ半年前に購入した米国発のアンチエイジング機器。法令線に乳液をたっぷり塗ってから、法令線の溝を舌で押し上げながら美顔器を当て、左右30秒ずつ毎日2回ケア。ほんのり温かく電気のピリッと感が「うん、効いている」と感じます。

グラビア撮影前のボディメイクは、18年間通い続けている西麻布のプルミエエトワールで。通常のケアに加えて気になるウエストサイドの揉み出しとドームサウナで代謝アップ。ハリツヤ肌は定期的にコリをほぐし、リンパを流すこと！

お風呂上がりの日課は、資生堂Qiのボディ用乳液、エンリッチドボディエマルジョンでリンパの流れを意識しながらマッサージ。

コロナ禍、犬の世話、掃除など1日何回も手洗いをします。アトリックスのハンドクリームはテクスチャー重視で朝夜使い分けます。

さまざまなメディアで美ボディを披露していた’80年代当時と、体型、肌、イキイキした表情が変わっていない！と話題に。『斉藤慶子水着カレンダー2022』（講談社）撮影／野村誠一

2022年『美ST』3月号掲載
撮影／野村誠一　ヘア・メーク／赤間久美江　スタイリスト／菅原 恵　取材／増野玲奈　編集／長谷川 智