諦めてた肝斑がこんなに変化…「スゴいと噂のスキンケア」を試してみた！

「シミは顔のゴミ」という認識が根付いている美ST読者ですが、シミ取りをあきらめていた人も多かった。最新ネタ、安定ネタでしっかり解決！地道なホームケアも頑張りながら、2024年のクリアスキンを手に入れましょう！

マッサージピールに肝斑治療に効果的な成分を更に追加し、3段階に分けて薬剤を浸透させます。肝斑レーザーで満足できなかった人を中心に話題になってから数年が経過しますが、更にエビデンスが増加中の定番治療。

まず最初にマッサージピールで真皮を刺激、次に高濃度乳酸とフィチン酸の第2剤で深層から表皮中層のメラニンに効果を発揮。第3 剤はヒドロキシ酸・フィチン酸・コウジ酸が角質を除去し肌表面を滑らかに。

「シミ？肝斑？年齢的に薄くなるかと…」（玉川さん）
「両頰にしっかり肝斑ありますね」（篠原先生）

第一印象の決め手となる素肌は、ドクターの目線からじっくり診察。自分では気がつかない部位への指摘、逆に気にしすぎな点までを診察室で一回整理を。木を見て森を見ずにならないよう、面の美しさも追求したくなる診察。

シミの治療法は各種あり、シミの種類に応じて適した方法が異なります。玉川さんの場合、年齢によるごく薄いシミとうっすらとした肝斑が気になります。実はシミの治療は色調の濃いシミのほうが簡単で、薄いシミのほうが難しいところがあります。玉川さんのような薄いシミに対してはドクターズコスメやサプリメントなどのホームケアを中心として、クリニックではリバースピール等の肝斑を悪化させない治療法がおすすめです。

3つの薬剤を順番に塗ります。1剤塗布後拭き取りを、2剤を塗布し中和させ拭き取りを、3剤を塗布し中和させ拭き取りを。2剤、3剤は色素沈着や肝斑部分のみに塗布を。ピりつき感や熱感は拭き取り後消失します。

「全体的にワントーン明るくなり、肝斑や通常のシミにも改善が見られます。肌のハリもアップしたので、毛穴も目立たなくなった印象です」（篠原先生）

1回で、肝斑がかなり薄くなりました。予想以上の手応えですが、更に極めるためには2回～5回でより満足度の高い仕上がりに。肝斑はやはり治療をストップすると再発する可能性もあるため、定期的なケアも必要。

ホームケアはバランサートナーでpH 値を整えリバースセラムをたっぷり浸透させます。セラムはトラネキサム酸をはじめ、ハイドロキノンの100倍の美白効果があるといわれるグラブリジンやナイアシンアミドが配合されています。RC クリームはレチノールビギナーにもお勧め、セラミドでバリア機能と潤いアップも。

左からZO SKIN HEALTH バランサートナー 180ml ￥7,040、WiQo® REVERSE SERUM 20ml￥15,840、ZO SKIN HEALTH RC クリーム50ml ￥15,400（すべてスキンリファインクリニック銀座院）

ビタミンCは毎日摂りたい！イギリス産ビタミンCは遺伝子組み換えされていないトウモロコシから作られた安全なビタミンC。体に必要のない成分も極力排除。ワカサプリ高濃度ビタミンC3000mg / stick 1箱30日分￥4,320（スキンリファインクリニック銀座院）

2024年『美ST』5月号掲載
撮影／楠 聖子、清水ちえみ　ヘア・メーク／斉藤瞳美（六本木美容室）　取材／Dr.ウサコ、兵藤美香　編集／小澤博子