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40代から徐々に始まり、50代になると多くの人が悩まされる睡眠の質の低下。不眠や中途覚醒、短時間睡眠は、体力の回復の妨げとなり日中に影響が出ることも。我慢せずドクターに相談したことで、ぐっすり眠れるようになった皆さんの体験談をご紹介します。
肌に貼って使用する経皮吸収タイプの卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤。クリニックで処方される医薬品です。メノエイド コンビパッチ<医療用医薬品>(久光製薬)
「1回目の緊急事態宣言中に大量出血の月経不調から更年期障害がスタート。同時に夜何度も起きてしまうように。隣ですやすや寝ている夫にイラつく毎日でしたが、HRTを処方していただいたその日の熟睡感は忘れられません。あっという間に朝が来て、信じられないくらい体が軽い!更年期のホルモン減少が原因で自律神経の乱れにつながっていたよう。45歳からの不眠悩みは更年期のケアも大事に。」
コロナ禍に入った47歳から更年期症状がどーんと発現。2年ほど暗中模索。最初にあれ?おかしいなと思ったのは夜中に2回くらい目が覚めたこと。
ヒト幹細胞培養上清液には肌・皮膚や神経を修復する再生因子が。幹細胞培養上清液点滴1回 ¥88,000、幹細胞培養上清液 点眼 ¥44,000 点鼻 ¥55,000(すべて麻布十番今林クリニック)
「自由診療でヒト幹細胞培養上清液の点滴は、もともと麻布十番のクリニックで定期的に行っていましたが、自宅でも使える点鼻と点眼も併用するようにしたら、すんなり眠れる日が増え、体調全般がとてもよくなりました。ヒト幹細胞培養上清液には様々な作用があると聞きますが、なるほど改善効果を実感しています。更年期症状もほとんど感じずに済んでいます。」
人一倍元気で朝から晩まで仕事しても平気なタイプでしたが、50代に入り入眠に苦労するように。眠れないと疲れも残りがちでケアに取り組みました。
クリニック処方薬。1984年に発売されたベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬・睡眠薬。ストレスや不安による入眠障害に処方されることが多い。デパス錠0.5mg<医療用医薬品>(田辺三菱製薬)
「もともとトイレが近いせいもあって、寝ている途中で起きてしまうことが多いのですが、ストレスが強かった日や冬場は毎晩2〜3回は起きてしまいます。睡眠の質が下がるとどうしても仕事の集中力が落ちてしまうため、今はどうしても寝なければならない日の前日は、クリニック処方のデパス等の処方薬を内服して寝ています。すっきり眠れますし、仕事での集中力もアップして助かっています。」
2人の子供を育てながら、毎日忙しく働く看護師。睡眠中の中途覚醒が悩み。コロナ禍で働く医療従事者として健康管理には人一倍気を使っている。
左:病院処方の睡眠導入剤。デエビゴ錠2.5mg<医療用医薬品>(エーザイ)右:体内でメラトニンの材料に。L-トリプトファン500mg 60粒 ¥3,140(スワンソンヘルスプロダクツ)
「子宮筋膜症という病気で40代で薬で生理を止めたため一気に更年期症状に悩まされるように。特になかなか眠れなくなったのには困りました。「眠れない」ともんもんとしている時間がもったいないと思ってクリニックで相談を。睡眠導入剤をすすめていただき、今日は眠れないなと思ったら我慢せず服用をしています。メラトニンサプリも飲みはじめましたがこちらも確実に睡眠の質がアップする実感が。」
第10回美魔女コンテストグランプリ、第1回LEGEND。48歳の時に腺筋症の治療のため薬で人工的に閉経。更年期症状も経験。
気を巡らせ自律神経のバランスを整える生薬・強壮作用のある生薬など、14種類を配合した伝統薬。敬震丹 ¥2,530(編集部調べ)(犬伏製薬)
「ここ数年なんとなく調子が悪かったり、低気圧の時に頭が痛かったり、動悸がしたりと不調を感じるように。敬震丹は直接不眠に効果があるわけではないですが、バランスを整える効果があるということで試してみました。いかにも漢方薬な香りがしますが、香りを嗅いだり口内で転がすと、より効果的と聞いてトライしています。短時間睡眠でも疲労がしっかり取れていると感じるように。」
生活が不規則になりがちなうえ、PCを使う時間がとても長く、凝りや不眠には定期的に悩まされています。
寒くなると末端の血管が縮んで自律神経にも負担が。このお茶は体を温め、血の巡りを改善してくれます。イエル 和漢ハーブティーウォーム 2g×15包入り ¥1,944(赤玉漢方薬局)
「ここ数年足先が冷えて、なかなか眠りにつきにくい時があります。そんな時に飲むのは赤玉漢方のお茶。このお茶は和漢植物と西洋ハーブのブレンドで、鎮静効果のある生姜や陳皮、紅花など体を温める効果のある和漢やハーブがたっぷり入っていて、飲むと体が中からぽかぽかしてきます。なにより飲みやすくておいしい!毎日続けるためには美味しいって大事です。手足まで温まり、ぐっすり眠れます。」
美STモデル。透明感のあるヘルシーな美しさで活躍。ハーブやオーガニックへの造詣も深くナチュラルなライフスタイルも大人気。
更年期や加齢などによって自律神経が乱れるとなかなか眠りに入れない入眠障害や、夜中や朝方に目が覚めてしまう中途覚醒などで、睡眠の質の低下を招くことがあります。交感神経と副交感神経のスイッチの切り替わりが上手くいかないと、睡眠の不調が現れやすくなります。ベッドに入っても眠りたいのに眠れないのはつらいですよね。睡眠の不調はそれをきっかけに体調を崩したり、メンタルの不調につながることも多いため、我慢しすぎないことも大切です。睡眠薬や睡眠導入剤、メラトニンサプリなどを活用することを選択肢に入れてみるのもよいと思います。クリニックで相談したり、自分の体質に合うものを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。女性の睡眠不調は月経や更年期が原因のことも多いので、まずは気軽に婦人科へ相談に行ってみてください。
日本産科婦人科学会専門医。産婦人科専門医として大学病院勤務と共に女性ライフクリニック銀座・新宿でも診察に当たっている。女性ヘルスケアの専門家。
2023年『美ST』4月号掲載
撮影/大槻誠一(A-1) 取材/佐藤理保子 編集/小澤博子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで