HEALTH
まだまだ残暑が厳しい季節。昔は多少の暑さでも活動できていたのに、40代になったら気温が上がるとぐったりしてしまって…という人も多いのでは?「もう歳だから」で片付けず、暑さに負けない体づくりを心がければ、50代60代になっても元気に過ごせます!
A:自律神経の「パワー値」が年齢とともに低下していくことが原因の一つと考えられます。自律神経は、交感神経というアクセルと副交感神経というブレーキからなり、身体を環境に合わせようとして日々働いてくれています。暑いときには汗をかいて体温を下げたり、寒いときには身体の熱産生を促したり。これらのバランスを整える「パワー値」が低下していることで、暑さという環境変化に対してエネルギーを過度に消耗してしまい、辛くなると考えられます。
A: 暑い環境下では、環境に適応するために汗をかいて体の熱を下げる必要があります。身体から出る汗がないと熱が下がりませんので、汗のもととなる水分と塩分摂取も必要です。また、熱がこもらないよう体をこまめに冷やしておくことが大切ですが、体内温度(内臓の温度)は冷やしすぎるとよくありません。
A:日ごろから睡眠を十分にとり、脳と体をこまめに休めて日々のダメージから回復させておくこと、心地よい程度の運動などで刺激と緊張をあたえて身体のリズムを作っておくことで自律神経のバランスは整います。体中の細胞すべてに、ミトコンドリアというエネルギー工場があり、この中ではたらいている物質に、コエンザイムQ10(CoQ10)があります。メンタルヘルス疾患をふくめた疲労関連疾患でもコエンザイムQ10は消耗しており、サプリメントの摂取などで日ごろから血中濃度を上げておくと、よりよい睡眠や自律神経機能の向上、疲れにくい身体になることがわかってきました。とくに、還元型コエンザイムQ10は疲れで蓄積する酸化ストレスを減らす抗酸化作用(還元化力)をあわせもつ疲労回復の物質なので選ぶと◎。このような栄養素を日ごろから摂取することも、暑さに強くなる秘訣です。
日本で初めての疲労専門クリニック。疲労・睡眠外来、メンタルヘルス外来、オンライン診療のほか、大阪公立大学疲労クリニカルセンターなどと連携し、コロナ後遺症からの慢性疲労症候群の診療をおこなっている。
2022『美ST』9月号掲載
撮影/奥山栄樹 イラスト/平松昭子 取材/浦﨑かおり 編集/佐久間朋子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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