HEALTH
最近〝腸活の女王〟としてテレビや雑誌で大活躍の加治ひとみさん。33歳の彼女がこれだけのくびれを維持している秘訣、私たち40代の人にこそ実践してほしい腸活の習慣を厳選して紹介していただきました。
むくみやすい体質を改善したくて始めたピラティスが腸活のきっかけでした。腹部の筋肉が刺激されてお通じがよくなり、腸の位置もしっかりと定まるようになってむくみも解消し、ウエストのくびれもくっきりとしてきました。さらに食事面も気を付けるようになると腸内環境が改善されて肌も綺麗になっていきました。腸活を始めてから免疫力が上がったのか9年間風邪もほぼ引いていません。肌や体の調子がいいと、気持ちまで前向きになり、仕事もプライベートも楽しく充実。腸を整えると善玉菌が増えて太りにくい体質になるので、運動が苦手な人にこそおすすめですよ。
腸の動きを促すには腸を直接刺激する腸もみが最適。続けることでお通じがスムーズになってきます。「朝起きてお白湯を飲んだら腸もみ開始!」を習慣化すれば1日のスタートも気持ちよく始められます。
「日々のストレスや緊張で腸の収縮運動が遅くなったり止まったりしてしまうことも。1日2回の腸もみは収縮運動を促進し心もリラックスします」(小林先生)
《腸もみエクササイズ》
脚を肩幅に開いてまっすぐ立ちます。右手で肋骨の下あたり、左手で骨盤の上あたりを摑み30秒もみほぐします。摑む手を反対にしてまた30秒。イタ気持ちいいくらいの強さでできれば2セットが理想。四隅をもみほぐすことでお通じへの効果が期待できます。
朝起きて最初の水分補給はコップ一杯のぬるめの白湯。湯2:水1の割合で作ります。白湯を飲んで腸を起こしてあげることが1日の腸活の始まり。日中も1.5リットルを目安にこまめに水分補給しています。
「便秘外来でも朝起きてコップ1杯のお水を飲むことを勧めています。朝一番は代謝が上がる方向に体の神経やホルモンも働くため、ぬるめの白湯もしくは冷たいお水でも大丈夫です」(小林先生)
子宮が温められると腸の働きも活発になります。最近飲みだしたのが、ハーブの本場ドイツのウーマンブレンド。体の中から子宮も温まるので生理痛も改善されました。ウーマンブレンド¥3,980(マリエン/ドイツハーブ)
「ハーブのそれぞれの効能はもちろん組合わせでの相乗効果も期待できます。優しくフレッシュな香りが気持ちを穏やかにし、体を温め血行をよくする効果をより高めてくれます」(小林先生)
食物繊維を多く含むひじきや海藻、ドライイチジクなどは腸の動きを盛んにしてくれるのでお食事やおやつで積極的に摂るようにしています。手作りのひじきおにぎりを撮影に持参して合間にぱくり。
「スイーツでも食物繊維を多く含んだ全粒粉やもち麦、オートミールなど雑穀を美味しく仕上げたものや、おにぎりも具やふりかけなどで食物繊維をとれる優秀な食品となります」(小林先生)
どんなに忙しいときでも暑い真夏でも、一年中必ず湯船に浸かって体を温めます。ぬるめの温度でゆっくりと湯船に入れば腸もじっくり温まるのでいちばん簡単な腸活です。お風呂の後の腸もみもおすすめですよ。
「大腸の発酵タンクは37℃程度で最適に働きます。お腹が冷えると腸内の温度も低下し発酵がスムーズに行われません。全身の免疫の6割を腸が占めているので腸を温めることはとても大切です」(小林先生)
ジョー マローンのバスオイルは7種類のバラがブレンドされレッドローズで華やかな香り。アムリターラのヒマラヤ岩塩バスソルトは湯温も下がりにくくなり芯から温まります。
善玉菌を優勢にする菌活も必須。納豆や味噌、麹なども積極的に食べています。ローソン・ナチュラルローソンのドリンクヨーグルトシリーズなら外出先でも手軽に菌活できるので便利。
「発酵食品を摂ることは腸内細菌の中の善玉菌の種類や働きを増し大変腸活に有効。ヨーグルトの他にキムチや納豆など。発酵食品と食物繊維が合わさると腸によい状態になります」(小林先生)
食物繊維も多く腸にもいいアボカドとオクラは、余分な脂肪を体の外に排出してくれたり糖や脂質の吸収を抑える働きがあります。いわゆる白いもの(お米やパン、小麦粉、砂糖など)を食べる前に摂るようにしています。
「ネバネバした食品は水溶性食物繊維が含まれ、糖質による血糖値の急上昇を防ぎます。アボカドはオメガ3脂肪酸たっぷりで美容にもよく、食べ応えがあるので食べすぎ予防に」(小林先生)
毎日のお通じは朝夕2回、腸内の善玉菌が優勢だから、ほぼ無臭です。理想のうんちは硬すぎず柔らかすぎず、バナナのような形。そして力まなくてもスルッと出るのが◎。毎日チェックしてくださいね。
「食べたものや摂取した水分量、ストレスや睡眠不足からの消化機能の低下などで便の状態は日々変化。毎日のチェックはとても重要。柔らかすぎたりコロコロなお通じは要注意」(小林先生)
美腸プランナーの勉強を通して、最近習慣に取り入れたのが腸活筋トレ。腸も年齢とともに老化し位置が徐々に下がっていくので、腸を支えている周辺の筋肉を鍛えて腸が下がるのを予防しています。
①脚を肩幅に広げ、片腕を上げてわき腹を伸ばす感覚で体を横に倒します。同じように反対側も伸ばしましょう。しっかり伸ばすことが大事。左右5秒ずつを2セット行います。
②脚を肩幅に広げ、下半身が動かないようにしながら腰をしっかりねじります。腸腰筋を意識しながら左右各5回を2セット行いましょう。
③脚を肩幅に開き手はお腹にセット。鼻から5秒息を吸いながら両腕をまっすぐ上に上げ、口から10秒息を吐きながら体を丸めて、手を床まで下ろします。5セットが理想。
仰向けに寝て、脚は肩幅に開いて膝を立てます。そのまま腰を浮かせて。腰が沈んだり反ったりしないように。両手を骨盤と小腸の間に当て、へその上まで流し腸の位置を戻します。
日々のストレスや緊張で腸の収縮運動が遅くなったり止まったりしてしまうことも。1日2回の腸もみは収縮運動を促進し心もリラックスします。
2021年『美ST』3月号掲載
撮影/藤原 宏(Pigmy Company) ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/Toriyama 悦代(One 8 tokyo) 取材/古川延江 編集/長谷川 智
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