都内＆関東近郊【手ぶらで楽しめる大人のバーベキュー】3選

外出ができなかった今年の夏、やり残したことといえばバーベキュー！今からでもまだ遅くありません。紅葉の季節に秋BBQはいかかですか？肉、魚介、野菜と、意外に栄養バランスも優秀です。準備も片付けも不要な大人のバーベキュー、都内近郊で楽しめるお店をご紹介します。

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外遊びが楽しい季節。本気のアウトドアはハードルが高いけれど、バーベキューなら「手ぶら」が叶う。ラグジュアリーなホテルのテラスから、都心の穴場、大自然の中の特等席まで。窮屈な日常からエスケープできるバーベキュースポットへご案内しよう。高級住宅地として知られる、東京品川の「御殿山」。その緑豊かなロケーションに佇む東京マリオットホテルの「ラウンジ＆ダイニングG」が、今年3月、テラスエリアを「御殿山テラス」としてリニューアル。優雅な屋外ダイニングとして生まれ変わった。この夏のイチオシは、「プレミアムBBQーハワイアンー」（〜8月31日）。前菜は、スコッチサーモンのロミロミに、カルアポークのラップサンド、アサイーを忍ばせたビシソワーズ。神奈川県三崎の自社農園から直送される野菜を使ったサラダも、甘酸っぱいマンゴードレッシングで、ハワイ気分を盛り上げる。メインのBBQプレートには、極黒牛（黒毛和種×US牛の交雑種）や、天使の海老、ハワイでは高級魚として知られるマヒマヒなど、こだわりの素材が並び、ホットサンドメーカーで香ばしく仕上げるガーリックスパムライスもうれしい一品。備長炭を使った無煙グリルで焼き上げ、アツアツを頰張れば、気分はもう楽園だ。

東京マリオットホテル　ラウンジ＆ダイニング G
東京都品川区北品川4-7-36 東京マリオットホテル1F ☎03-5488-3929 営業時間・朝食 7：00〜10：30、ランチ 11：00〜14：30、ティー 11：00〜16：30、ディナー 16：00〜19：30（すべてL.O.）無休
※「プレミアムBBQーハワイ アンー」の提供時間は12：00〜19：30（L.O.）、2時間制。提供期間は8／31まで。9月からは通常の「プレミアムBBQ」に。※雨天時はキッチンで調理したメニューを店内で提供。

埼玉県飯能市は、森林が市域の75%を占め、同じく森林の多いフィンランドとの交流が盛んなところ。なかでもとりわけ山深い名栗エリアに昨年オープンしたのが、北欧文化を体験できる複合施設「ノーラ名栗」。フィンランド式のアウトドアサウナやグランピング、地元の素材を使ったバーベキューなど、豊かな自然を活かしたアクティビティが人気を集めている「kokkoBBQ」は、短い夏を思い切り楽しむフィンランドの暮らしをイメージしたバーベキュープラン。ヒノキの板にサーモンをのせ、そのまま蒸し焼きにするプランクサーモン、朝絞め鶏のレモンマスタードソース、オリジナルのグリッリマッカラ（焼きソー セージ）などのメインディッシュに、マッシュポテト、チーズフォンデュなどもセットになった「Meriプラン」はボリューム満点だ。グランピングやサウナと組み合わせて、ゆっくりと滞在を楽しむのもいい。

＼グランピングもできる！／

ノーラ名栗
埼玉県飯能市下名栗607-1☎042-978-5522 営業時間・BBQは2時間制。平日は11:：00、14：00の2部制、土日祝は10：00、12：30、15:00の3部制（季節により変動あり）無休
※kokkoBBQは¥3,500〜 ※荒天時は休業の可能性あり

「ブッチャー・リパブリック品川 シカゴピザ＆BBQステーキ」は、品川駅から徒歩数分の場所にある、都心の穴場。レストラン前に広がるイベント広場で、東京タワーを眺めながら味わうバーベキューは、都内屈指の開放感がある。もっとも贅沢な 、6,000円のコースは、分厚いアンガス牛や鶏もも肉のステーキ、骨付きスペアリブのコンフィ、マッシュルームとブロッコリーのアヒージョなど、盛りだくさんの内容。焼き方もスタッフが丁寧に教えてくれる。さらに、自社輸入のクラフトビールやカクテル、スパークリングワインなどを含む「飲み放題」もつくコスパの良さで、予約殺到も納得。 夜景もいいので、気の置けない仲間を誘って訪れたい。

ブッチャー・リパブリック品川 シカゴピザ＆BBQステーキ
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス2F ☎03-6712-9908 営業時間11：00〜14：30、17：30〜22：00（ともにL.O.）日曜休業（BBQは無休）
※BBQコースはすべて飲み放題付きで¥4,500〜。提供時間は12：00〜22：00（最終入店20：00）2時間制。※雨天時はキッチンで調理したメニューを店内で提供。

※各店の営業時間、定休日は平常時のものです。詳しくは各店にお問い合わせください。

2021年『美ST』10月号掲載
撮影／田村浩章　取材／伊藤由起　編集／伊達敦子