PEOPLE
三重県、奈良県、和歌山県の3県にまたがる紀伊半島。古くから自然信仰の精神が育まれたこの地は国内屈指のパワースポットとして知られています。今回はそんな紀伊半島の中でも奈良県の特産品をご紹介。「柿くへが鐘が鳴るなり法隆寺」と正岡子規の名句にもあるように、奈良のフルーツといえば柿が有名。自慢の柿を使ったスイーツから日本酒の酒粕を使ったアイスクリームまで、地域の味を生かした「絶品のお取り寄せ」をご紹介します。
“天然の和菓子”とも称されるあんぽ柿の中にイタリアンジェラートをたっぷり詰め込んだ絶品アイスデザート。柿は奈良県吉野町にある堀内果実園が特別栽培した「平核無柿(ひらたねなしがき)」と「刀根柿(とねがき)」。そして合わせるジェラートは奥大和「ジュラテリア・ノンナ」のもの。芳醇な柿のとろりとした甘さと、滑らかなジェラートの舌触りは新感覚でありながら、どこか懐かしさを感じる味わいです。ジェラートは酒(酒粕)、クリームチーズ、大納言、ほうじ茶の全4種。
地元住人と奈良女子大学の学生が協力し、休耕田に酒米を植える“休耕田解消プロジェクト”から生まれた酒粕アイス。滑らかなバニラアイスに奈良県十津川村の日本酒「谷瀬」の酒粕が練りこまれており、口に入れた瞬間に酒粕の豊かな香りがふわっと広がります。ブルーベリーなどフルーツと合わせて食べるのもおすすめ。アルコール(1%未満)が含まれる商品なので、お子様やお酒が弱い方はご注意を。
半解凍状態で食べる、吉野の特産品である柿と葛がコラボレーションした“シャリぷる食感”が特徴のスイーツ。柿は冷凍することでシャーベット状となり、シャリっとしているのにとろとろとしたテクスチャーも残る、新感覚の食感に。ツルッとした口当たりの葛餅が、柿の自然な甘みと食感を際立たせます。解凍が進むと柿はソースのようになるので、お好みの溶け具合でどうぞ。
日本全国の半島の食文化を新発見するために誕生した、“半島応援メディア”。新鮮で、美味しくて、おしゃれ…いままで知らなかった半島の食の魅力を、たっぷりお届けします。
編集/山本美波
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2024年12月16日(月)23:59まで
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