【My Little Loverデビュー30周年】マイラバ・Akkoさんの意外すぎる!?喉ケア方法

デビューして30周年を迎えたMy Little Loverのボーカル、Akkoさん。「経験を重ね、子育ても終え、今一番自分のやりたいことと向き合えています」と充実の笑顔を見せながら語ってくださいました。そのハッピーオーラの源には、無理をせずに、日々の生活の中で少しずつ調整していくというセルフケアや生活習慣があるようです。Akkoさんの知られざる日常や、それを彩るうえで欠かせない存在まで、余すことなくおうかがいしました。

何を隠そう、私は大のお酒好き。お酒自体が好きだし、みんなで「ワーッ！」と飲むのもも好き！若い頃はテキーラを飲みまくっていたものです。ですが最近は喉のことも考え、昔ほど滅茶苦茶には飲まなくなりましたね。ハードリカーもストレートで飲んでいましたが、何かで割って飲むようにしたり（笑）。喉のケアでしていることといえばそれくらいで、コレといってやっていません。体調が悪くなければマスクもほとんど着けません。

喉に特化というよりは、体自体を健康に、免疫力を下げないようにしています。徹底的にというわけではないですが、添加物をなるべく摂らないようにして、ダシ醤油や糠漬け、お味噌などもなるべく手作りしています。得意料理ですか？そうですねぇ、ボンゴレとか我ながら上手だと思っています！手料理をたまにインスタグラムに投稿することもあるのですが、若い頃に比べると随分上達して、日々継続することの偉大さを感じます。娘達はたまに帰ってくると「コロッケ食べたい！」と口を揃えるんですよ。

以前はハードなトレーニングやランニングをボディメンテナンスのために取り入れていたこともあるんですが、50代になってとにかく無理は禁物だなと思っています。怪我をしてしまってリカバリーできないこともあるので、50代からは日々の生活の中で調整し、なるべくベストな状態をキープするようにしています。とあるボディメイクのサロンでメソッドを習い、今はそれを毎日1時間くらい実践。半年くらい続けていますが、体幹が整って調子が良いですね。体のS字ラインを正常に戻すエクササイズや、ストレートネックを解消するエキササイズを各30分。代謝が上がったからか、凝りなどもさほど感じなくなりました。

娘が2人なので、美容の情報交換もよくします。私はナチュラルコスメが大好きでよく買うのですが、娘達のスキントーンに合いそうなコンシーラーなどがあれば一緒に購入することも。
あまり多くのコスメを持ち歩くことはしませんが、バッグの中のスタメンコスメはエリザベスアーデンのエイトアワークリームスキンプロテクタント（左）と、同じくエリザベスアーデンのエイトアワークリームリッププロテクタント（右）。左が肌にも唇にも使えるクリームで、右がバームなんですが、本当にうるおって手放せません。唇が荒れたら真っ先に手を伸ばすのがバーム。しっかり唇をバリアしてくれる安心感があります。両方とも肌がゆらいでいる時でも使えるし、長時間保湿してくれるのでそんなに頻繁に塗り直しもしなくてよく、重宝しています。バームタイプは空港の免税店で購入しています。

nahrinのロールオンアロマ（下2つ）は昔から大好きで、常に携帯しています。リハの時も欠かさずそばに置いておいて、気分転換したい時にさっと塗ります。ユーカリの香りのハーブオイル33+7ロールオンが私の中でスタンダードですが、気分によってイランイランなどの花のアロマがするセンシュアルロールオンを使うことも。両方とも香りのバランスが素晴らしい！気に入り過ぎていくつもストックをしていて、友人や知り合いの誕生日を直前に知ったときなとには、リボンをキュッとつけてプレゼントすることも。

アロウェルのマスクスプレー（上）も必需品。普段マスクはしませんが、喉を酷使した時はマスクにシュッと吹きかけて装着し、癒しています。飲用も可能な高い品質の精油が使用されていて、ティートリーやペパーミントなどの香りが心地よいです。

20代の頃、50代の自分を想像したことなんてありませんでしたが、52歳の今、先々のことをプラン立てているかと言えば、そんなことはありません。やはりその時々の「やりたい！」という想いが未来を作っていくと思いますし、自分に対して雑にならず、甘やかすわけでもなく、誠実に、後悔のない選択をしていきたいと思っています。自分にそうであれば、人に対しても自然とそうなるはず。それさえできれば、大抵のことは乗り越えられるんじゃないでしょうか。

先々のことをあまり考えはしませんが、60歳になることをすごく楽しみにしています。還暦、赤いものですよね？私、赤って一番好きな色なんですよ。60歳になったら自分へのご褒美に赤いバッグやお財布を買いたいですね。今から目星をつけて、60代は一層華やかに（笑）。年齢を重ねることは本来ポジティブなことであるはずですから。私は52歳で、一般的には更年期が囁かれる年齢ですが、個人的にはそういったゆらぎは感じていません。なるべくストレスフリーに、気にしすぎないことが大事なのかもしれませんね。更年期に関しては、40代の頃の方が不安でした。ちょっと調子が悪いと「更年期かしら!?」と神経質になったり。不安であれば一人で抱え込まずに、ちゃんと婦人科を受診して先生に相談することが何よりも大事です。あとは好きなことをする！私は家族の一員である2匹の犬のことを、もう溺愛も溺愛。一緒に戯れたりお散歩したりしている時が、本当に幸せです。

※衣装はすべてスタイリスト私物
撮影／古水 良（cheek one）　ヘア・メイク／中野明海　スタイリスト／行定幸治　取材／キッカワ皆樹　編集／浜野彩希