PEOPLE
韓国エンタメ界で“狂気さ”を演じると右に出る者はいない、俳優のオム・ギジュンさん。韓流好きならドラマ『ペントハウス』で演じた実業家チェ・ダンテを思い出す人も多いのでは?2026年公開の映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』では、悪逆非道な男キム・フンを演じます。
そのPRで来日され、奇跡的にインタビューが実現しました。目の前に現れたオムさんは高身長でスリム、登場した瞬間に視線をさらうカッコよさ!静かな語り口で、日本の印象から美容話までお話を伺いました。
《Profile》
’76年ソウル特別市出身。‘95年「リチャード三世」で舞台デビューし、以降ミュージカル『雨に唄えば』をはじめとする数々の人気ミュージカルでファンを魅了。韓国のヒット・ミュージカル「三銃士」では、主人公ダルタニャン役を09年の初演から務めるなどミュージカル界のトップスターとして名高い。一方で、’06年ドラマ『ドラマシティ ~誰が彼女を愛したのか~』でテレビデビュー後は、テレビや映画の世界でもコミカルな役からシリアスな演技まで幅広くこなし、その演技力と歌唱力で高い評価を受けている。
日本のみなさん、こんにちは。
映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』の撮影は昨年5月~6月。それ以来の来日でとても楽しみにしていました。去年は5月なのに、暑かったのを思い出します。1か月東京、もう1か月富山に滞在し、富山での撮影はほとんど夜のシーンだったので、夜の8時から夜中の4時まで撮っていることが多く、便利なコンビニでビールとソーセージを購入し、合間に食べていたのが印象的ですね。
私にとっては本作が日本映画初出演で、韓国と日本の撮影のやり方を比べてみると、現場にいるスタッフの数が圧倒的に日本の方が少ないことを一番感じました。だからこそスムーズなのか、撮影が早く進行していくところが長所。この映画の規模的にこの期間で全部取り終えられるのか不安に感じていましたが、2か月間でしっかり撮影できたので、国ごとに特色があることを実感しました。この映画を韓国で撮影すると倍以上の期間が必要だと思います。
いちばん楽しかったのは、新宿でお金を振りまくシーンですね。実際に本物のお札で爽快でした(笑)。そのとき、エキストラとして集めた方々以外の人たちが自然と集まって、映画の1シーンとなっていたことが不思議でしたが、面白く感じました。
逆に大変だったことは言語ですね。キャラクター的に韓国人役ではありましたが、日本語も少し話す状況で、台詞を覚えるのも、現場での判断も苦労しました。
日本の俳優さんはフランクでとても親切な方ばかりで。撮影が始まると、自然とみんなが楽屋に集まる雰囲気でとても居心地がよかったです。撮影期間の2か月間で、スタッフの方々が韓国語を学ぶ勉強会のようになっていて、韓国語にたけている●●さんがみんなに教えてくれていました。楽屋では、作品の中で、エリート刑事チェ・シウを演じる「東方神起」のユンホさんも加わって楽しくやっていました。彼は“情熱情熱情熱”っていう熱い人で、その自分の情熱で周りをも引っ張ってくださっていました。
今回は、福士蒼汰さん演じる村田蓮司とものすごいバイオレンスシーンがあります。つい目を覆いたくなるような衝撃シーンも織り込まれていますが、懸命に演じています。人物的に寡黙で台詞が少ない分、カラダで演じています。
よく猟奇的な人物の演じ方を聞かれますが、憑依(ひょうい)をするというよりはその人物を極大化まで広げて、そこに集中するという方が正しいのかな。正直、僕もわかりません(笑)。悪人ばかり演じていますが、今後はロマンチストな人物も演じてみたいですね。
映画『TOKYO BURST -犯罪都市-』
韓国で制作され、世界的なヒット作となった『犯罪都市』シリーズの世界観をベースに、新宿・歌舞伎町を舞台にした新規脚本で描くユニバース作品。水上恒司さん演じる新宿中央署新任刑事 相葉四郎と、「東方神起」のユンホさん演じる国際犯罪組織を追う韓国人刑事 チェ・シウがバディを組んで、激しく衝突しながらも、武闘派ヤクザと歌舞伎町の巨大ホストグループ、さらに国際犯罪集団が入り乱れながら、共同捜査をするバイオレンスストーリィ。オム・ギジュンさんは、福士蒼汰さん演じる、国際犯罪集団のボス・村田蓮司のクールな右腕を演じています。
5月29日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
撮影/■■■■ ヘア・メーク/■■■■ スタイリスト/■■■■ 取材/安田真里 編集/林彩香
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2026年6月16日(火)23:59まで
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