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【マスク着用が個人の判断に】素顔で対面する準備できますか?

2020年から丸2年、マスクやリモートワークが当たり前になった私たちの日常。人と素顔で対面する機会が減り意識が薄れたからか、目元・口元のお肌のたるみが気になる人も多いはず。2023年、いよいよ増えそうな人に会う機会。久しぶり! とみんなで写真を撮る前に、しっかりケアしておきましょう。今回は目元・口元のたるみに関わる筋肉について美容医療ドクターが解説します。

モデルの吉村ミキさんもコロナ禍前よりちんまり目、ゆるみ口元に

キュートな印象は変わらないけれど、特に目や口周りに重さを感じるように。「撮影ではいろいろな表情をしますが、普段、マスクの下は無表情。少しずつ顔の筋肉が衰えて下がっているような気がします」(吉村さん)

\美STドクターグランプリ吉澤先生、教えて!/

コロナ禍のマスク着用で顔の筋肉の活動量が最大75%ダウンするというデータもあり、たるみへの影響は無視できません。たるみに関連する筋肉を意識して。

上半顔と下半顔の筋肉のケアって違うの?

ちんまり目に関係する筋肉

目周りの筋肉は頭とつながっています
直接目の開きに関係している眼輪筋。眉をひそめる動作を司り、眼精疲労や眉の盛り上がりの緩和をする皺眉筋。これら目の周囲の筋肉のほか、目周り全体を引き上げる前頭筋、咀嚼筋の1つで眼輪筋とも関係する側頭筋が、たるみで目が小さく見える「ちんまり目」に深く関与しています。

ゆるみ口元に関係する筋肉

引き上げる筋肉と下に引っ張る筋肉が拮抗する口周り
口角を上げたり口をすぼめたりする口輪筋、口角や頰のお肉を持ち上げる口角挙筋、同様に口角や頰を引き上げる大・小頰骨筋。これらに対し、口角下制筋や広頸筋は下に引っ張る筋肉。これらが引っ張り合いをしている状態が常で、年齢を重ねるにつれ、下に引っ張る筋肉の方が強くなっていきます。

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2023年『美ST』3月号掲載
撮影/オノデラカズオ〈人物〉、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/Toriyama悦代〈One8tokyo〉 モデル/吉村ミキ 取材/吉田瑞穂 編集/伊達敦子

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