SKINCARE
汗が糖化し毛穴にダメージを与えることに着目したポーラは、毛穴対策に特化した化粧水「POLA B.A ローション イマース」を開発。汗ばむ季節に起きやすい肌トラブルのメカニズムや、医師による毛穴ケアのポイントとともに最新化粧水をご紹介します。
☑マスクを1日3時間以上着用している
☑乾いているのに毛穴が目立つ
☑口元や小鼻周りにザラつきが増えた
☑黒ずみが増えた
☑頬に斜め状の小ジワがある
マスクで蒸れると毛穴が塞がりやすくなり、さらにマスクの脱着で摩擦すると、皮脂分泌やメラニン産生が増して、くすんだ毛穴が目立ちます。また、マスク下で表情筋の動きが減るとたるみが進行。さらには毛穴も縦方向に伸び、毛穴が連なってシワのようになることも!長引くマスク生活で負の連鎖を招く「大人の毛穴問題」には根本的な解決策が不可欠です!
①糖化汗により真皮を破壊する因子が増大。コラーゲン生成が抑制、破壊され、真皮のコラーゲン構造が悪化。毛穴周辺が緩み、たるんで開いてしまう。
②糖化汗により表皮細胞の角化異常に関連する因子が増加。未熟な角層の出現や重層化が起こる。キメが乱れ毛穴はすり鉢状に開大。
糖化汗は真皮を破壊する因子を124%増加させた。これは、真皮の構造を悪化させ、たるみによる毛穴の目立ちを助長することに繋がる。
糖化汗により表皮細胞の角化異常に関連する因子が110%増加。これによりバリア機能が低下して毛穴が目立ち、角栓ができやすくなる。
ポーラの研究から、汗に含まれるタンパク質が糖化すると、最終糖化産物(AGEs)に変化し、汗中に生じたAGEsで表皮細胞から毛穴を目立たせる因子が多く作られることがわかりました。ポーラは、汗と毛穴ダメージに着目したローションを開発し注目されています。
パシャンべエキスとレンゲソウエキスが、汗に含まれるタンパク質が糖化されてできたAGEsの量を抑制することに着目し、開発。「糖化汗」による毛穴のダメージから守り、潤いを保つヴェールを形成します。 B.A ローション イマース¥13,200(ポーラ)
「肌の糖化はエイジングと密接な関係にあります。汗も糖化するというのは興味深い」(アオハルクリニック・小柳衣吏子先生)
「マスク時代は3年目に突入。かなり過酷な状況になった大人毛穴に、様々なアプローチが現れています。ポーラが着目した“汗が糖化し、毛穴にダメージを与える”も然り。汗をかくこと自体は良いことですが、アルカリに傾きがちなので放置すると肌荒れに繫がることも。ハンカチで押さえたり、汗と毛穴に着目してスキンケアするのもいいかもしれません。
また、泡立たない洗顔やクレイで、摩擦レス&潤いをキープしながらディープ洗顔が可能になったのは朗報。乾燥や敏感が気になる日は、Tゾーンだけなど部分的に使うのがおすすめです。ビタミンCやフィチン酸、青色LEDなど、美容医療でも注目の成分技術も浸透。もちろん、毛穴治療も進化していますから、どちらも取り入れてコツコツ地道にお手入れするのが結局は近道です。」(小柳先生)
順天堂大学卒業後、同大学附属病院順天堂医院などを経て’11 年より現職。皮膚と毛髪が専門領域。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
2022年『美ST』7月号
撮影/藤本憲一郎(A.K.A.) 取材/吉田瑞穂 編集/漢那美由紀
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2024年12月16日(月)23:59まで
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