HEALTH

ヨガ、腸活、がん検診…40代で始めるべき【4大健康習慣】とは?

疲れが取れない、あちこち痛い…、ふと現れる体の変化に「老化」の二文字が浮かび始める40代…。健康のために何かしなきゃと思っても、忙しかったり面倒だったり、なかなか生活習慣を変えられず悩んでいる人も多いのでは?そんなちょっぴりお疲れな40代のために、50代60代の元気な先輩が実践する健康法や習慣を伝授!病気にならない体づくりは今からでもまだ間に合います!

1.体を動かす習慣をもつ

ハードな運動より長く続けられる習慣が大切

「運動しないと」と思っていても、なかなか始められなかったり、続かなかったりするもの。だから趣味として楽しめるダンスや、YouTubeなどを観ながらのヨガ、そして階段を使うなど、日常生活に組み込めるものから。

寝る前のゆるヨガを毎日コツコツと

体が硬くなってきたなと思ったのは45歳の時。柔軟性を保っていると若さも保てると聞いて、あわててヨガを始めました。動画を観ながら寝る前に1回30分~1時間行っています。B-lifeのまりこさんのメソッド、ゆるヨガです。肩こりも緩和され、また睡眠の質もよくなりました。今はほとんど病気知らずです。

食べすぎ飲みすぎもウォーキングでリセット

20代からランウェイモデルをしていますが股関節を痛め、医者や整体など治療院通いに。そのリハビリも兼ねて始めた40分のご近所ウォーキング。歩き始めて20分くらいで足取りが軽くなり代謝に変わるイメージ。前日に食べすぎたり飲みすぎたりした翌朝は、早朝からウォーキング。この年代からはこまめな美意識が大切だと感じています。

ダンスで心身ともに健やかに

娘がダンスをやっていて自分も挑戦してみたくなりました。49歳の時に有路桃子さん考案のスパインストレッチ&ラテンビューティダンスという癒されながらインナーマッスルを鍛えるものに出合えました。呼吸をするだけで燃焼する体の使い方を知り体型維持できるように。このまま続ければ80歳まで踊ることができると実感しています。

2.食生活に気をつける

定番の和食が結局いちばん!添加物にも気をつけて食材選び

発酵食品を摂って腸活するのは当たり前、なるべく無農薬の野菜を取り寄せたりしている人も少なくありません。私たちが食べたもので体はつくられるから、食事を変えれば体も変わっていることが実感できます。

6年間毎日カスピ海ヨーグルトで腸活

朝かお昼にカスピ海ヨーグルトを摂っています。はちみつをかけたりアーモンドミルクとバナナと一緒にミキサーにかけて飲んでいます。47歳から毎日!おかげで肌のトラブルはなく、食べることが大好きなのですが体重も増えていません。タネをいただいてから、牛乳を足していくだけで簡単にできるので続けられるんです。

多忙でも手づくりご飯で元気を

結婚32年目ですが、ずっと朝晩の食事はほとんど手づくり。夕食はたんぱく質ものを2品に野菜系のものを3品、味噌や納豆など発酵食品も入れるようにしています。調味料もなるべく上質のものをお取り寄せしています。メニューは和食の割合が多いかも。それがよかったのか、家族全員、ほとんど風邪もひかず元気に過ごしています。

グルテンフリーで気分も軽やか

グルテンフリーを続けて4年になりますが、不規則な食事でも胃もたれせずイライラ感も少なくなり、なによりフットワークが軽くなりました!また、調味料をあれこれ使用せず、素材の味を生かせるものはお塩のみでいただきます。添加物の多いものを食べると胃もたれするようになり、新鮮なものを選んで食材本来の味を楽しめています。

3.インナーケアを始める

食事では足りない栄養素を補って体を整えます

食生活に気をつけていても補い切れない栄養素をサプリやドリンクに頼ったり、本格的に体質改善すべく漢方を取り入れたり。ちょっとした不調や肌の変化を感じた時、大事になる前に対策をしておくことが大切です。

プラセンタで髪も肌もツヤツヤ

プラセンタは注射がとてもよく効くという話を聞いていましたが、注射は勇気がなく……。15年くらい前から北海道産サラブレッドの馬プラセンタカプセルを飲んでいます。私には肌と髪の艶に良いようで、昔は粉を吹く程の乾燥肌だったのですが、今はしっとり潤っています。元気に動けているのも、プラセンタのおかげもあるのかな。

体質改善がきっかけ 漢方薬を飲用

がむしゃらに働いていた30代、忙しくあまりの過酷な生活で体に不調が。人気のサプリを飲用してみましたが効果を感じなかったので、39歳から治療も含めて漢方に変更。知人に紹介してもらった漢方医の処方する漢方薬で風邪などの治療から未病、体質改善までも行いました。今でも寒気がしたら葛根湯を飲むだけで治しています。

エクオール継続で更年期知らず

なんとなく体の変化を感じるようになり始めた40代半ば頃にエクオールの存在を知り、それから5年以上継続して大塚製薬のエクエルを飲み続けています。そのおかげかめまいやホットフラッシュなど更年期症状なし!その他に疲れを感じる時はプラセンタを飲んで体力の底上げを。肌の調子も良くなるところが気に入っています。

4.かかりつけ医をもっておく

何もトラブルがなくても日頃から検診を受けて予防

ちょっとした不調があっても、病院に行くほどではないと放っておく人も多いのでは。自覚症状が出てからでは手遅れな病気もあります。病気知らずで過ごしている人こそ、きちんと健康診断や人間ドックを受けているようです。

年に1回の内視鏡検査で救われました

40代から会社の健康診断で脂質異常で要検査と言われながらも、普通に過ごしていました。これではいけない!と思い52歳から年1回の人間ドックを受けるように。昨年の検診結果で初めて大腸のポリープがあると指摘され、後日1日入院して切除しました。特に問題がなくホッとしましたが、大腸の内視鏡検査を受けていて正解でした。

健康を過信せずに毎年がん検診を受診

健康オタクなので基本的に体調を崩すことなく過ごしていますが、40代後半からは健康を過信せず無理をしない生活を心掛け、がん検診を毎年受けるようにしています。家族や友人にがんサバイバーが多く、苦労を間近で見ているので、検診結果を日頃の健康管理に対する成績表のように受け取ってモチベーションをUPします。

半年に一度の歯科メンテナンス

もともと虫歯が多めだったので、白金オーラルビューティークリニックで半年に一度は検診を受けています。予防歯科メニューで唾液の検査や画像から今後の虫歯・歯周病のリスクを調べ、歯磨きや食事などのアドバイスも。毎回クリーニングや小さい虫歯治療、過去の処置のメンテナンスをしているのでお口の健康をキープできています。

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2023年『美ST』1月号掲載
取材/西岡直美、大佛摩紀、菊池真理子、今福英美 イラスト/Nobby 編集/佐久間朋子

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