MAKE UP
頼れる〝アニキ〟として花組を支えてきた瀬戸かずやさん。宝塚を退団して2年目の今、ゴリゴリの強いメイクから卒業して女性らしい柔らかメイクに変わりました。
「宝塚時代は役作りのために舞台化粧を追求するのに手一杯で、素化粧にはあまりこだわってなかったんです。アイラインや眉を黒でシャープに描いていたくらい。卒業しても同じメークを続けていたのですが、しばらくしてふと違和を感じた瞬間があり、それからマスカラとアイライナーの色をソフトなカラーに変えました。自分の中の変化を、メークによって気づかされた感じですね」
ブラウス¥29,700(オットダム/ストックマン)イヤーカフ¥140,800(GIGI/ホワイトオフィス)
《Profile》
東京都出身。宝塚ファンの母と宙組『エリザベート』のビデオを観て開眼し、2004年、90期生として入団。18年にわたり花組を支える。バウホール等で主演も務め、2021年『アウグストゥス―尊厳ある者―Cool Beast!!』で二番手として退団。愛称は「あきら」。退団後は舞台の他テレビなどでも活躍。男装イケメン女子を演じたドラマ「合コンに行ったら女がいなかった話」(関西テレビ)が話題に。
▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフのメークを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の本科生(2年目)から稽古場に行く際も素化粧が必須となり、自分でメークのテクニックを学んでいく。
集中美容液など、退団後はスキンケアを本格化。左から、ミネラルイレイザーバーム カラーズ〈リフィル〉02 グリーンSPF20・PA++ ¥5,170〈ケース〉¥1,210(MIMC)、エクシア ブライトニング イマキュレート セラム[医薬部外品]28個 ¥27,500(アルビオン)、エレクトロン デンキバリブラシ®2.0+ボディ(フェイス&ボディ アタッチメント付き)¥217,800(GMコーポレーション)
「骨格的に首と頭がすぐ張ってしまうんです。デンキバリブラシでほぐすと、顔のむくみも取れる気がします」
「気になる赤みを消すグリーンの下地をブラシでなじませると素肌感のある仕上がりに」
「もともと肌あれしやすい肌質なんです。退団して自分のケアに責任をもたないといけないと思い、先輩に『まずはビタミンC!』と勧められたLypo-Cを取り入れ、頑張って飲んでいます。肌の調子がぐっと安定しました」
2023年『美ST』2月号掲載
撮影/八木 淳(SIGNO) ヘア・メーク/CHIHARU スタイリスト/森本美砂子 取材/稲益智恵子 編集/石原晶子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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