PEOPLE
50代でご主人を亡くし、自身も二度がんを患ったという美ばあば・本多さん。どんな状況も明るく受け止め、女性5世代で元気に暮らす本多さんに、いつまでも若々しくハツラツと人生を楽しむコツをうかがいました。
カド(京ことばで家の外の意)を歩いていて、「いつも若くて元気やね」って声をかけられると嬉しくて、私は周りとは違うんやと思うことが元気の素なんかなあ。52歳で夫をがんで亡くしたときは寂しかった。でもね、クヨクヨしていてもあかんと思って、お酒、タバコ、パチンコも覚えてね……。こんな人生の楽しみ方もあるんやなと思って元気が湧いてきました。
何をするにも楽しくね、百貨店に行くときも電車に乗らずに歩いて行くんやけど、少し速く歩くことを意識しています。70代でリンパ腺がん、82 歳で肺がんを患ったんやけど、先生が明るく「がんですね!」と言ってくれはったから、暗くならずに受け止められたんやと思うんですよ。今ではすっかり元気になりました。イヤなことはばっさり切る潔さって言うんかな。それも大切やと思っていますね。
《Profile》
京都生まれの京都育ち。21歳でお見合い結婚を。2人の男児を産み専業主婦として暮らす。52歳で夫を亡くし、70代より昨年までボランティアでデイサービスの介護を。
105歳(光栄さん)、83歳、60歳(理恵さん)、35歳(里江さん)、5歳(華ちゃん)と驚きの5世代美女家系。光栄さんからの教えは「悩んだりストレスはあかん」。
毎晩の晩酌は欠かせません。同居している息子さんと一緒にビール1缶、日本酒2合がお約束。おしゃべりしながらの時間が楽しい。
月に2回「すこやか体操」を。音楽に合わせた健康体操やお達者棒を使っての体操で、バランスアップや腰痛改善の効果が。脳トレやお仲間とのおしゃべりも楽しい。
何十年も前から基礎化粧品はちふれを愛用。化粧水を手でバシャバシャつけて乳液をペタペタと入れるだけ。メークも毎日ちゃんとしています。
1:周りからチヤホヤされる
2:よく笑いよく食べ、ストレスを溜めない
3:若い人とたくさん接して刺激を受ける
2022年『美ST』4月号掲載
撮影/奥山栄樹、長谷友貴、オノデラカズオ(f-me)、吉澤健太 ヘア・メーク/本多里江(LOODY)、城生なみ子(+nine) 取材/安西繁美、西岡直美、金沢由紀子、秋山真美子 編集/漢那美由紀
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
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